PC鋼材の探査

電磁波レーダを用いてPC鋼材と鉄筋の位置を探査し、罫書きを行う。
接触媒質を必要とせず簡易に計測できる超音波装置「パンジットPD8050」を用い、シース反射波の位相に着目してPCグラウト充填状況を確認する手法です。
通常の超音波探査に必要な探触子とコンクリート面の間に塗布する接触媒質が要らないため、作業効率が格段に上がります。
位相解析を行うことで、定量的な判定が可能。
会社に持ち帰ることなく、現場にておおよそのグラウト充填性が判定できます。
| シース材質 | 鋼製 |
|---|---|
| PC鋼材 | 鋼棒、鋼線、鋼より線 |
| シース径 | φ38mm以上 |
| シースかぶり | 300mm程度 |
| 鉄筋の配置間隔 | 125mm以上 |

電磁波レーダを用いてPC鋼材と鉄筋の位置を探査し、罫書きを行う。

PC鋼材の位置に機器を押し当て、計測を行う。


計測で収録したデータを解析し、グラウト充填の判定を行う。
装置には1列3個(1CH)、全8CHで計24個のDPC(Dry Point Contact)探触子が配置されています。リニアアレイ方式でCHごとに発信及び受信探触子を切り替えて計測することで、一度の計測で28通りの異なる経路の受信波が得られます。


開口合成法(Synthetic Aperture Focus Technique)による再構成した波形より、シースかぶり相当時刻からの反射波の強度を用いて、PCグラウト充填状況を評価します。




シース反射波の位相に与える影響に着目し、シース内のグラウトが充填または充填不良かを判定します。


シース反射波の位相角が負


シース反射波の位相角が正